基本情報
説明文
「渋谷アクシュ」は、「渋谷ヒカリエ」南東隣で 2024 年 7 月 8 日に開業する 23 階建て複合オフィスビルです。
所在地
渋谷区渋谷2-17-1
アルファベット表記
SHIBUYA AXSH
紹介文
渋谷と青山をつなぐ新たなランドマークビル
渋谷の活気と青山の気品が入り混じる独特の雰囲気に包まれる渋谷駅東側エリア。
そこに2024年、地上23階建ての複合施設が誕生します。
渋谷ヒカリエや青山通りに隣接し、駅につながる利便性の高いハイグレードなオフィスは、渋谷に集まる多種多様なプレイヤーの「つなぎ場」となり、にぎわいと交流の場を創出します。
用途
事務所、店舗、駐車場など
階 数
地上 23 階
地下 4 階
高さ
約 120 m
面積
施行面積
約 0.5 ha
敷地面積
約 3,460 ㎡
延床面積
約 44,500 ㎡
事業名称
渋谷二丁目 17 地区第一種市街地再開発事業
施行者
渋谷二丁目 17 地区市街地再開発組合(構成員:塩野義製薬株式会社、南塚産業株式会社、株式会社NANZUKA、東宝株式会社、太陽生命保険株式会社、東急株式会社)
総事業費
約 301 億円
設計者
渋谷二丁目17地区設計共同企業体(構成企業:株式会社東急設計コンサルタント・株式会社三菱地所設計・パシフィックコンサルタンツ株式会社)
施工会社
株式会社竹中工務店
着工年月日
2021 年 12 月 1 日(水)
竣工年月
2024 年 5 月末
開業年度日
2024 年 7 月 8 日
名称の由来について
「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」という名称には、青山(AOYAMA)と渋谷(SHIBUYA)の街をつなぎ(Ⅹ:交差する)、多種多様な人々が行き交う場所で、交流を誘発する施設になっていきたいという思いを込めました。
また、挨拶や友好のしるしである「握手(アクシュ)」の意味から、異なる人々や文化がこの場所でつながり・交じり合い、そこから新たな価値が生まれていく様子を表現しています。
フロア構成 / 2024 年 7 月 8 日時点
5 階 ~ 23 階
オフィス
渋谷エリアでニーズの高い、駅につながる利便性の高いハイグレードなオフィス(総賃貸面積24,950㎡、基準階面積約1,325㎡)を提供します。23階フロアには一部テナントが利用可能な屋上スペースを併設しており、オフィスワーカーに開放的な空間を提供し、リフレッシュしたり、想像を広げたりする場として使用可能です。また、3階のオフィスエントランスは植栽をふんだんに配置することで緑あふれる雰囲気を作り上げ、渋谷をホームタウンにする企業に相応しいオフィス空間を実現します。
1 階 ~ 4 階
商業施設
新業態や初出店の店舗を含む飲食テナント、アートギャラリー、健診センターなど15テナントが出店する1-4階の商業フロアによって、これまで通り道だった青渋エリアが、ひと時の休憩や食事を楽しむことができる人々の交流の場となります。
ワーカーや学生が日常的に利用出来るカフェやレストランに加え、パブリックアートを始めとした芸術作品に触れながら食事やワインをゆっくり楽しめるイタリアンなど、さまざまな利用シーンを彩る店舗が軒を連ねます。
1 階 ~ 2 階
アトリウム
1-2階をつなぐアトリウムには縦動線を整備することで、周辺エリアへのフラットなアクセスを実現します。
アトリウムは広々とした吹き抜け空間を活かし、インテリアグリーンを手掛けるSOLSO(株式会社DAISHIZEN)と協働し、植栽を充実させて緑量豊かな空間としました。
特に2階天井に配置された「垂直庭園」は、フロアで分断されがちなビル空間を緑で繋ぐ大きな要素となっており、空間全体の緑視率向上にも繋がっています。
2 階
AOスポット [青山方面の広場]
現代アートギャラリーやアートバーを出店する株式会社NANZUKAのパブリックアートプロジェクト「NANZUKA PUBLIC」により、訪れる人々がさまざまな形でアート作品に触れる機会を創出していきます。
1 階
SHIBUスポット [渋谷駅(渋谷ヒカリエ)方面の広場]
大型シースルービジョンの設置やキッチンカーの出店などによりエリアに賑わいをもたらします。
フロア構成を pick out / 2024 年 7 月 8 日時点
22 階
大和財託株式会社 東京本社
※ 2024 年秋頃、「渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー 30階」より移転してくる予定
4 階
総合健診センターヘルチェック [健診センター]
首都圏に 11 施設を展開している健診センターが渋谷に初オープン!法定健診はもちろん、人間ドックや生活習慣病、レディースドック、脳ドック(最新の 3.0 テスラ MRI 導入)や各種オプション検査を毎日実施。すべてのコースを男女別専用フロアにてご受診いただけます。女性フロアは医師を含めすべて女性スタッフが対応いたします。
※ 2024 年 8 月オープン予定
3 階
タリーズコーヒー [カフェ]
世界各国より厳選した豆を使用、最高の品質を追求し、一杯一杯手作りで提供する本格的なエスプレッソを気軽にお楽しみいただけるスペシャルティコーヒーショップ。スイーツやホットミール等、コーヒーに良く合うフードメニューも充実しています。
NANZUKA [アートギャラリー]
現代アートギャラリーNANZUKAの新たなギャラリーが渋谷AXSHに誕生。2005年にこの地で誕生したNANZUKAが、新たなコンセプト「Social Friendship」を掲げて凱旋復活。同じくAXSHにて先行して展開するパブリックアートNANZUKA PUBLIC、アートバーNANZUKA TAKENと連動して様々な企画展を開催する。
※ 2025 年オープン予定
2 階
ANTICO CAFFÈ AL AVIS [カフェ]
イタリアの街角にある「バール」がコンセプトのアンティコカフェ アルアビス。
バリスタが一杯ずつ丁寧に淹れるカフェ、新鮮なフィリングたっぷりのパニーニ、旬のドルチェ等、豊富なアイテムを全て手作りでご用意しています。
塩・酒・肴 中井商店 [日本料理・居酒屋]
「塩は食肴の将、酒は百薬の長、嘉會の好なり」古くから塩と酒は食文化の華でした。大切だけど地味な「塩」を、日本橋の老舗塩問屋「中井商店」が卓上に用意された10種類の塩で宴を盛上げます!ゆで玉子(ランチセット)でさえ10種の味を楽しめます!
他、祝料理「塩釜焼」や、塩麹の鶏を紙に包んで旨味を閉じ込める一品等!
NANZUKA TAKEN [BAR]
渋谷の現代アートギャラリーNANZUKAによるバーが誕生。空山基の彫刻作品や田名網敬一の映像作品をはじめ、佃弘樹、HR.GIGER、HAROSHIなどギャラリー所属のアーティストたちのオリジナル作品が店内を飾る。また、店内のソファやテーブルも、中村哲也や大平龍一がコミッションワークで制作を担当。世界で唯一無二のアートバー。
TRATTORIA PIZZERIA 207 [イタリアン]
葉山で人気の一軒家イタリアンが東京に初出店。イタリアで修業した本場仕込みのシェフの料理とピッツアイオーロによる本格ピッツアをワインと共にご提供します。昼は明るく開放的な店内は、夜には多数の小さなペンダントライトが煌めく星空のダイニングに変わります。渋谷にいながらリゾート気分をお楽しみいただけます。
Cerveza JPN [スペイン料理]
独占直輸入の世界各国から集めたクラフトビールとパエリアやピンチョスなどスペイン料理が楽しめる!
大型LEDビジョンにモニター、映像や音楽まで随所にこだわったビアバー。
樽生やボトルビールなど50種類以上のビールとカクテルが楽しめます。
1 階
hale’aina HOA [ハワイアンカフェ&ダイナー]
沖縄・恩納村のハワイアンカフェ&ダイナーが渋谷にオープン。沖縄でも人気のハワイアンBBQ「HIBACHI」のプレートやガーリックシュリンプを中心に、ロコモコ、ポキ、マラサダやアサイーボウルなどハワイの定番料理とハワイビールやオリジナルドリンクが楽しめます。オフィスランチや食べ歩きにおすすめのテイクアウトメニューも充実。
Spice Theater [スパイスカリー+クラフトビール]
本場のスパイスを使いインド・ネパールのシェフが作るさまざまなカリーやスパイス料理。日本の出汁文化や中華スパイスを融合させ、ヘルシーで毎日食べても飽きないカリーです。クラフトビールは樽生で6TAPを用意。さまざまなスタイルのビールを揃え、タンドール釜で焼く季節の野菜、カタマリ肉、新鮮な海鮮などと一緒に、ワイワイ楽しくスパイシーに楽しむことができます。
セブン-イレブン [コンビニエンスストア]
おにぎり・お弁当をはじめとするオリジナルフレッシュフードをはじめ、淹れたての味わいが楽しめると人気の「セブンカフェ」などを取り揃えた近くて便利なコンビニエンスストア。ATMやマルチコピー機などの便利なサービスも展開しています。
チャオタイ [タイ料理]
1992年創業、関東に展開する本場タイ料理パイオニアレストラン。トムヤムクンやパッタイ等の人気メニューをはじめ、スキレットをコンセプトにした熱々カレーもおすすめです。タイとモダンを融合させた雰囲気でお食事をお楽しみいただけます。タイ国政府認定、タイ・セレクトに選ばれた本物タイ料理をご堪能いただけます。
餃子の店 おけ以 [中華料理]
初めてなのに懐かしい町中華メニューを多数提供する、1954年創業の中華料理店。中でもオススメのメニューは、豚バラ肉や白菜、ニラ、生姜を使ったジューシーな餡を、手作りの皮で包んだ焼き餃子です。ニンニクやタレを使用しなくても美味しい餃子をはじめ、様々な絶品メニューが楽しめます。
※ 2025 年オープン予定
SINGLE O SHIBUYA [コーヒースタンド]
2003年にオーストラリア・シドニーでスタートしたコーヒーカンパニー。専属のコーヒーバイヤーが独自のルートから仕入れるユニークなコーヒーを紹介する。気軽に手早く高品質なスペシャルティーコーヒーを味わってもらえるよう10秒で提供できる「タップコーヒー」を導入する。
「渋谷アクシュ」ができる前は、何があったの?
「渋谷アクシュ」ができるまで、この場所には、「シオノギ渋谷ビル(1980 年竣工)」、「渋谷アイビスビル(1961 年竣工、1984 年増築)」、「渋谷東宝ビル(1971 年竣工)」、「太陽生命渋谷ビル(1968 年竣工)」のビル 4 棟がありました。
「渋谷アクシュ」に関するニュースリリース配信履歴
配信年月日 | ニュースリリースタイトル | 配信者名 |
2019 年 8 月 27 日 | 渋谷二丁目 17 地区市街地再開発組合の設立を認可します | 東京都都市整備局 |
2021 年 11 月 24 日 | 「渋谷二丁目 17 地区市街地再開発事業」新築工事に着手! ~渋谷駅東口エリアに 2024 年度上期開業予定~ | 渋谷二丁目 17 地区市街地再開発組合 東急株式会社 |
2022 年 10 月 31 日 | 渋谷二丁目 17 地区第一種市街地再開発事業 (渋谷区決定) | 東京都都市整備局 |
2023 年 3 月 17 日 | 渋谷二丁目 17 地区第一種市街地再開発事業(H31.1.31、渋谷区告示第十一号) | 渋谷区 |
2023 年 5 月 30 日 | 渋谷二丁目 17 地区市街地再開発事業 ビル名称を「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」に決定 | 渋谷二丁目 17 地区市街地再開発組合 東急株式会社 |
2023 年 6 月 28 日 | 東京本社移転のお知らせ | 大和財託株式会社 |
2024 年 5 月 21 日 | 2024 年 7 月 8 日(月)に「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」開業決定 渋谷駅東口エリア“青渋”のアイコンとなるテナント、パブリックアート第1弾のアーティストを発表 | 渋谷二丁目 17 地区市街地再開発組合 東急株式会社 |
2024 年 6 月 12 日 | 渋谷の新名所! 7 月 8 日(月)「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」に本場スペインのカジュアルビアレストラン「Cerveza JPN(セルベサ ジャパン)」がグランドオープン! | ワールドリカーインポーターズ株式会社 |
年表
2017 年(平成 29 年) 4 月 26 日
「渋谷二丁目 17 地区市街地再開発準備組合」を設立しました。
2019 年(平成 31 年) 1 月 31 日
「渋谷区」は、都市計画法に基づく「決定告示」を行いました。
具体的には、都市計画(渋谷二丁目 17 地区第一種市街地再開発事業、高度利用地区、地区計画)決定を、「渋谷区告示第十一号」として告示しました。
※東京都ではなく渋谷区が告示した理由は、施行区域の面積が 3 ヘクタールを超えていないためです。
2019 年(令和元年) 8 月 28 日
「東京都」は、都市再開発法第 11 条第 1 項の規定に基づき、「渋谷二丁目 17 地区市街地再開発組合」の設立を認可(事業計画認可)しました。
「渋谷二丁目 17 地区市街地再開発組合」を設立しました。
2020 年(令和 2 年) 6 月 22 日
「渋谷二丁目 17 地区市街地再開発組合」は、東京都より、「渋谷二丁目 17 地区第一種市街地再開発事業」における定款・事業計画変更の認可を受けました。
2020 年(令和 2 年) 8 月 27 日
「渋谷二丁目 17 地区市街地再開発組合」は、東京都より、「渋谷二丁目 17 地区第一種市街地再開発事業」における権利変換計画の認可を受けました。
2020 年(令和 2 年) 12 月 1 日
「渋谷二丁目 17 地区市街地再開発組合」は、権利変換計画の認可を受け、解体工事に着手しました。
2021 年 11 月 24 日
「渋谷二丁目 17 地区市街地再開発組合」と「東急株式会社」は、 2021 年 12 月 1 日(水)から「渋谷二丁目 17 地区市街地再開発事業」新築工事に着手することおよび「2024 年度上期開業予定」であることなどを発表しました。
2021 年 12 月 1 日(水)
「渋谷二丁目 17 地区市街地再開発事業」新築工事に着手しました。
2021 年 12 月 1 日(水) ~ 2022 年 7 月 13 日
初回「渋谷二丁目アートプロジェクト」の展示が開催されました。
現在、渋谷〜青山エリアを繋ぐ渋谷二丁目17地区、渋谷駅東口エリアでは、地上23階建ての複合施設の建設が進んでいます。その建設現場の仮囲いに、この度、CADAN(一般社団法人日本現代美術商協会)から「都市の移り変わり」をテーマに選出された現代アーティスト8名によるアート作品が登場します。
渋谷二丁目17地区再開発事業に参画する東急は、これまでも世界中の文化・芸術の魅力を発信し、街のにぎわいを創出してきました。「渋谷二丁目アートプロジェクト」は、毎日の通勤や通学で往来する周辺オフィスワーカーや学生の方々をはじめ、地域の方々のインスピレーションとなることを目指しています。移り変わっていく街の景色の中で、個々のアーティストによる表現の最先端と、そこにある思考や思想、チャンレンジを感じ取っていただければ幸いです。
2023 年 5 月 30 日
「渋谷二丁目 17 地区市街地再開発組合」と「東急株式会社」は、「渋谷二丁目 17 地区市街地再開発事業」のビル名称を「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」に決定したことおよび「2024 年度上期開業予定」であることなどを発表しました。
2023年5月30日
渋谷二丁目17地区市街地再開発事業
ビル名称を「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」に決定
~渋谷駅東口エリアに新たな賑わいとウェルネスの拠点が2024年度上期に誕生します~
渋谷二丁目17地区市街地再開発組合
東急株式会社
渋谷二丁目17地区市街地再開発組合とその参加組合員である東急株式会社は、渋谷駅東口エリアで計画する「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業」のビル名称を、「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)(以下、本ビル)」に決定しました。開業は2024年度上期の予定です。
「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」という名称には、青山(AOYAMA)と渋谷(SHIBUYA)の街をつなぎ(Ⅹ:交差する)、多種多様な人々が行き交う場所で、交流を誘発する施設になっていきたいという思いを込めました。また、挨拶や友好のしるしである「握手(アクシュ)」の意味から、異なる人々や文化がこの場所でつながり・交じり合い、そこから新たな価値が生まれていく様子を表現しています。
本ビルは、渋谷駅から青山方面へと続く渋谷東口エリアに位置しますが、坂道の中腹にあるとともに、宮益坂・明治通り・青山通りの幹線道路に囲まれているため、周辺エリアとの円滑な回遊が妨げられています。また、人がたまれる空間の不足により、賑わいが欠如している課題がありました。そこで、高低差を解消する縦動線や隣接街区と接続するデッキを整備し、新たに人々が集い憩えるオープンスペースと商業店舗を歩行者動線上に沿って配置することで、これまで通り道であったこの場所が、足を止めて休憩したり、食事を楽しむことができる空間に生まれ変わり、渋谷駅東口エリアの新たな賑わいの拠点となることを目指します。
本ビルは、1-4階は商業施設、5-23階はオフィスで構成されています。1-2階では飲食店舗を中心とした入居を予定しており、3-4階は「ウェルネス」に着目し、渋谷エリアに不足しているワーカーに対する心と体の健康を高められるサービスを提供します。働く人と企業の健康をサポートする健康診断専門の「総合健診センターヘルチェック」がオープンし、化学・日用品メーカーであるサラヤ株式会社が、ナチュラルレストランとフィットネスを連動させた店舗を関東で初出店する予定です。働き方のニーズや価値観が多様化する社会の中で、渋谷で働くひとりひとりの心身ともに健康的な状態を意識し、生産性や創造性の向上を支援します。
2023 年 5 月 30 日 ~ 8 月
渋谷二丁目アートプロジェクト 前期
2024年、渋谷駅東口エリアで渋谷〜青山エリアを繋ぐ地上23階建ての複合施設「渋谷アクシュ / SHIBUYA AXSH」が誕生します。その建設現場の仮囲いに、CADAN(一般社団法人日本現代美術商協会)から選出された現代アーティスト8名によるアート作品が登場します。
渋谷二丁目17地区再開発事業に参画する東急は、これまでも世界中の文化・芸術の魅力を発信し、街のにぎわいを創出してきました。「渋谷二丁目アートプロジェクト」は、街(渋谷)と街(青山)がつながり、人々や文化が交じり合うクロスポイントとなる「渋谷アクシュ / SHIBUYA AXSH」の完成までの間、毎日の通勤や通学で往来するオフィスワーカーや学生の方々をはじめ、地域の方々のインスピレーションとなることを目指しています。個々のアーティストによる表現の最先端と、そこにある思考や眼差し、チャンレンジを感じ取っていただければ幸いです。
2023 年 9 月 ~ 11 月
渋谷二丁目アートプロジェクト 後期
2024 年 5 月 21 日
「東急株式会社」は、2024 年 7 月 8 日(月)に「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」開業決定したことなどを発表しました。|
2024年5月21日
2024年7月8日(月)に「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」開業決定
渋谷駅東口エリア“青渋”のアイコンとなるテナント、パブリックアート第1弾のアーティストを発表
渋谷二丁目17地区市街地再開発組合
東急株式会社
渋谷二丁目17地区市街地再開発組合とその参加組合員である東急株式会社は、渋谷駅東口エリアに誕生する大型複合施設「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)(以下、本施設)」の開業日を、2024年7月8日(月)に決定しました。本施設は、1-4階は商業施設、5-23階はオフィスで構成されています。今般、開業日決定に伴い、1-4階の商業施設に順次オープンする15テナントとパブリックアートの第1弾についてお知らせします。
本施設が位置する渋谷駅東口エリアの渋谷駅から青山方面へと続く地域(以下、青渋)は、幹線道路に囲まれ、周辺エリアとの円滑な回遊が妨げられてきたことや、オフィス中心のエリアということもあり、人々が集い、賑わいが生まれる場所が不足しているという課題がありました。そこで、本施設は「TSUNAGI-BA」をコンセプトに、渋谷二丁目の飲食ゾーンと青山の文教エリアとの繋がりを活かし、渋谷を代表するエリアである奥渋や渋南などに続く “青渋”のアイコンになることを目指します。
新業態や初出店の店舗を含む飲食テナント、アートギャラリー、健診センターなど15テナントが出店する1-4階の商業フロアによって、これまで通り道だった青渋エリアが、ひと時の休憩や食事を楽しむことができる人々の交流の場
となります。ワーカーや学生が日常的に利用出来るカフェやレストランに加え、パブリックアートを始めとした芸術作品に触れながら食事やワインをゆっくり楽しめるイタリアンなど、さまざまな利用シーンを彩る店舗が軒を連ねます。
さらに、渋谷駅東口エリアの歩行者ネットワークを繋ぎ、人々が集う空間として、渋谷駅方面と青山方面にそれぞれの玄関口となる広場が誕生します。渋谷駅方面の広場では、大型シースルービジョンの設置やキッチンカーの出店などにより賑わいを創出していきます。青山方面の広場では、現代アートギャラリーやアートバーを出店する株式会社NANZUKAのパブリックアートプロジェクト「NANZUKA PUBLIC」により、訪れる人々がさまざまな形でアート作品に触れる機会を創出していきます。アート作品は、年に2~3回ほど入れ替えながら継続的に展示する予定で、第1弾は
世界的に活躍するフランスのアーティスト・Jean Jullien(ジャン・ジュリアン)氏の作品に決定しました。
本施設は、人々が集うだけでなく、滞在する時間・価値そのものを提供することによって、渋谷駅東口エリアの新たな賑わいを生み出していきます。
【 渋谷駅東口エリアに新たな賑わいを生み出すテナントについて 】
通勤・通学前後やランチ、ディナーなど時間帯・用途別における“賑わい”を生み出す飲食店をはじめ、現代アートギャラリーや女性フロアも完備した健診センターなど15テナントが揃います。飲食テナントには、ワーカーや学生のニーズが高いカフェが3店舗出店するのをはじめ、東京初出店となる沖縄・恩納村発のハワイアンカフェ&ダイナー、日本橋の老舗塩問屋「中井商店」が初出店する日本料理店、世界中の逸品を扱う輸入卸が展開する新業態のスペイン発カジュアルレストランなどが登場します。
<1階>
■ haleʼaina HOA(ハワイアンカフェ&ダイナー) 東京初出店
沖縄・恩納村のハワイアンカフェ&ダイナーが渋谷にオープン。沖縄でも人気のハワイアンBBQ「HIBACHI」のプレートやガーリックシュリンプを中心に、ロコモコ、ポキ、マラサダやアサイーボウルなどハワイの定番料理とハワイビールやオリジナルドリンクが楽しめます。オフィスランチや食べ歩きにおすすめのテイクアウトメニューも充実。
営業時間:11:00~23:00
席数:65席
■ Spice Theater(スパイスカリー&クラフトビール) 渋谷エリア初出店
本場のスパイスを使いインド・ネパールのシェフが作るさまざまなカリーやスパイス料理。
日本の出汁文化や中華スパイスを融合させ、ヘルシーで毎日食べても飽きないカリーです。クラフトビールは樽生で6TAPを用意。さまざまなスタイルのビールを揃え、タンドール釜で焼く季節の野菜、カタマリ肉、新鮮な海鮮などと一緒に、ワイワイ楽しくスパイシーに楽しむことができます。
営業時間:11:00~23:00
席数:41席
■ セブン‐イレブン渋谷アクシュ店(コンビニエンスストア)
おにぎり・お弁当をはじめとするオリジナルフレッシュフードをはじめ、淹れたての味わいが楽しめると人気の「セブンカフェ」などを取り揃えた、近くて便利なコンビニエンスストア。
ATMやマルチコピー機などの便利なサービスも展開しています。
営業時間:7:00~23:00
■ チャオタイ渋谷アクシュ店(タイ料理)
1992年創業、関東に展開する本場タイ料理パイオニアレストラン。トムヤムクンやパッタイなどの人気メニューをはじめ、スキレットをコンセプトにした熱々カレーもおすすめで
す。タイとモダンを融合させた雰囲気でお食事をお楽しみいただけます。タイ国政府認定、タイ・セレクトに選ばれた本物タイ料理をご堪能いただけます。
営業時間:ランチ 11:00~15:00
ディナー 17:00~23:00
席数:34席
■ 餃子の店 おけ以(中華料理) [2025年オープン予定]
初めてなのに懐かしい町中華メニューを多数提供する、1954 年創業の中華料理店。中でもオススメのメニューは、豚バラ肉や白菜、ニラ、生姜を使ったジューシーな餡を、手作りの皮で包んだ焼き餃子です。ニンニクやタレを使用しなくても美味しい餃子をはじめ、様々な絶品メニューが楽しめます。
■ Single O Shibuya(コーヒースタンド)
2003年にオーストラリア・シドニーでスタートしたコーヒーカンパニー。専属のコーヒーバイヤーが独自のルートから仕入れるユニークなコーヒーを紹介します。また、気軽に手早く高品質なスペシャルティーコーヒーを味わってもらえるよう、10秒で提供できる「タップコーヒー」を導入します。
営業時間:平日 8:00~19:00
土日祝 9:00~19:00
■ りそな銀行 渋谷支店 渋谷アクシュ出張所(ATM)
営業時間:5:00~25:00
<2階>
■ ANTICO CAFFÉ AL AVIS(カフェ)
イタリアの街角にある「バール」をコンセプトにしたカフェ。バリスタが一杯ずつ丁寧に淹れるカフェ、新鮮なフィリングたっぷりのパニーニ、旬のドルチェなど、豊富なアイテムを全て手作りでご用意しています。クラシックモダンな落ち着いた空間で、親しみやすい日常のオアシスのように、心豊かなひとときをお過ごしいただけます。
営業時間:平日 8:00~22:00
土日祝 9:00~22:00
席数:店内41席 テラス席12席
■ 塩・酒・肴 中井商店(日本料理・居酒屋) 初出店
「塩は食肴の将、酒は百薬の長、嘉會の好なり」と謳われるほど、古くから塩と酒は食文化の華でした。食にとって大切でありながら地味な「塩」ですが、日本橋の老舗塩問屋「中井商店」が卓上に用意された10種類の塩で宴の席を演出します。ランチセットのゆで玉子までも10種の味を楽しむことができ、祝料理の「塩釜焼」や、塩麹の鶏を紙に包んで旨味を閉じ込めたメニューなど、塩の魅力を最大限活かした料理を提供します。
営業時間:11:00~23:00
席数:46席
■ NANZUKA TAKEN(BAR) 新業態
渋谷の現代アートギャラリーNANZUKAによるバーが誕生。空山基の彫刻作品や田名網敬一の映像作品をはじめ、佃弘樹、HR.GIGER、HAROSHIなど、ギャラリー所属のアーティストたちのオリジナル作品が店内を飾ります。また、店内のソファやテーブルも、中村哲也や大平龍一がコミッションワークで制作を担当した、世界で唯一無二のアートバーです。
営業時間:17:00~25:00(日曜・祝日休み)
席数:14席
■ Trattoria Pizzeria 207(イタリアン) 東京初出店
葉山で人気の一軒家イタリアンが東京に初出店。イタリアで修業した本場仕込みのシェフの料理と、ピッツアイオーロによる本格ピッツアをワインと共にご提供します。昼は明るく開放的な店内が、夜には多数の小さなペンダントライトが煌めく星空のダイニングに変わります。渋谷にいながらリゾート気分をお楽しみいただけます。
営業時間:11:00~23:00
席数:71席
■ Cerveza JPN(スペイン料理) 新業態
本場スペインのカジュアルビアレストランが日本初上陸。「Cerveza」とはスペイン語でビールという意味。その名の通りに、独占直輸入の世界各国から集めたクラフトビールを樽生やボトルビールなどで50種類以上取り揃えているビアバーです。種類豊富なカクテルや、パエリア、ピンチョスなどのスペイン料理も楽しむことができます。店内は、大型LEDビジョンにモニター、映像や音楽まで随所にこだわっています。
営業時間:11:00~23:00
席数:85席
<3階>
■ タリーズコーヒー(カフェ)
世界各国より厳選した豆を使用、最高の品質を追求し、一杯一杯手作りで提供する本格的なエスプレッソを気軽にお楽しみいただけるスペシャルティコーヒーショップ。スイーツやホットミールなど、コーヒーに良く合うフードメニューも充実しています。
営業時間:平日 7:00~21:00
土日祝 9:00~21:00
席数:89席
■ NANZUKA(アートギャラリー) [2025年オープン予定]
現代アートギャラリーNANZUKAの新たなギャラリーが渋谷アクシュに誕生。2005年にこの地で誕生したNANZUKAが、新たなコンセプト「Social Friendship」を掲げて凱旋復活。同じく渋谷アクシュにて先行して展開するパブリックアートNANZUKA PUBLIC、アートバーNANZUKA TAKENと連動してさまざまな企画
展を開催します。
<4階>
■ 総合健診センターヘルチェック 渋谷アクシュ(健診センター) [2024年8月オープン予定]
首都圏に11施設を展開している健診センターが渋谷に初オープン。法定健診はもちろん、人間ドックや生活習慣病、レディースドック、脳ドック(最新の3.0テスラMRI導入)や各種オプション検査を毎日実施します。すべてのコースを男女別専用フロアにてご受診いただけます。女性フロアは医師を含めすべて女性スタッフが対応します。
受付時間:月曜~土曜 8:00~15:40(完全予約制)
【 「パブリックアート」を活用した青山側広場・第1弾作品のアーティストについて 】
本施設のパブリックアートは、公共空間においてさまざまな人々が集まり、異なる人々や文化が交流・交差する場として機能し、公共空間の構築におけるコミュニティーの形成・育成に重要な役割を担うと考えます。そこで、渋谷を拠点に活動する現代アートギャラリーNANZUKAと共同で、パブリックアートプロジェクト「NANZUKA PUBLIC」を、始動することになりました。本プロジェクトは、1年間に2~3回の展示替えを行う企画展形式を取ります。今後、さまざまなアーティストの作品を通じて新たな渋谷カルチャーを更新していきます。
第1弾のパブリックアートを担うフランス人アーティストJean Jullien(ジャン・ジュリアン)は、ビジュアルアーティストとしてニューヨーク・タイムズ、ナショナル・ジオグラフィック、ボン・マルシェとのコラボレーションなどで知られ、これまで東京の他、サンフランシスコ、ロンドン、ベルリン、シンガポールなど世界各地で展覧会を開催しています。「The Tank(水槽)」と名付けられた本作品は、漁師の祖父を持ちブリタニー地方の海岸の町に育ったジュリアンのインスピレーションの源泉を示唆します。ジュリアンは、幼少期の記憶と空想を膨らませながら、ヒラメやタイ、アジといったさまざまな魚たち、蟹やエビ、タコ、ウナギ、海藻に囲まれて生きる人魚の姿をした生物の物語を紡ぎます。
ジュリアンは、本作品に寄せて、次のように語っています。
「水族館という誰もがお馴染みの設定は、皆さんの興味を引き、その密集の中心にいる不思議なキャラクターへと誘うでしょう。私が“The Tank”で渋谷の街にもたらしたいものは、事実とフィクションの融合です。」(ジャン・ジュリアン、2024年)
【参考】
<施設概要>
名 称:渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)
所 在 地:東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号
ア ク セ ス:JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、 東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線、
京王井の頭線「渋谷」駅 至近(銀座線ヒカリエ改札徒歩1分)
敷 地 面 積:約3,462㎡
延 床 面 積:約44,543㎡
規 模:地上23階、地下3階
用 途:事務所、店舗、駐車場など
高 さ:地上120m
2024 年 5 月末
「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」竣工
2024 年 7 月 8 日
「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」開業予定
QA
Q.市街地再開発事業を渋谷区が決定告示している件について(2023 年 6 月 9 日)
Q1.「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業」について、渋谷区が決定告示しているのに、「渋谷二丁目17地区市街地再開発組合の設立認可」は東京都が行っているのはなぜですか?
Q2.「決定告示」と「組合設立認可」を異なる組織が行っている理由を教えてください。
Q3.「渋谷区告示」内に「東京都告示」が掲載されていますが、それぞれどういう意味ですか? 両者の違いは何ですか?
・渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業(H31.1.31、渋谷区告示第十一号)
・事業認可及び組合設立年月日・告示番号 R1.8.28 東京都告示第340号
A.(2023 年 6 月 16 日)
Q1につきまして、
「渋谷二丁目17地区第一種市街地再開発事業」は、都市再開発法第6条第1項により「市街地再開発事業は、都市計画事業として施行する」と定められております。都市計画法第15条第1項第6号に掲げる市街地再開発事業は、都市計画法施行令第10条第2号に定めるとおり施行区域の面積が3ヘクタールを超える場合は都道府県が、それ以外は市町村が都市計画を定めるものとされております。なお、都市計画法第87条の3に定めるとおり市町村が定めるべき都市計画のうち、同法施行令第46条に掲げるもの以外である市街地再開発事業は渋谷区が決定告示しております。
また、第一種市街地再開発組合の設立認可は、都市再開発法第11条第1項のとおり都道府県知事の認可になっております。
Q2につきまして、
都市計画法に基づく「決定告示」と都市再開発法に基づく「組合設立認可」は根拠法令が異なっているためです。
Q3につきまして、
Q2の回答と同様ですが、都市計画法に基づく「決定告示」と都市再開発法に基づく「組合設立認可」は根拠法令が異なっているためです。
今後とも、渋谷区のまちづくりにご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
Q.渋谷区告示について。閲覧方法やナンバリング方式など(2023 年 6 月 9 日)
Q1.渋谷区告示の一覧はどこに掲載されていますか?(どこで確認できますか?)
Q2.渋谷区告示番号の採番方法は?
・渋谷区告示第1号を採番するのはどのタイミングですか?
・年始最初の告示が、渋谷区告示第 1 号になるのですか?
Q3.渋谷区告示番号の命名規則について
同じ「第一種市街地再開発事業」なのに、「漢数字」と「算数時」の表記があります。
両者は何が異なるのですか?
・渋谷区告示第十一号
・渋谷区告示第29号
A.(2023 年 6 月 14 日)
渋谷区告示の一覧は、区公式サイトには掲載していません。
確認されたい場合は、渋谷区役所本庁舎6階の区政資料コーナーにおいて、渋谷区公報(しぶやくこうほう)をご覧ください。
渋谷区告示の番号の採番方法は、各年の1月から告示する順に1番から付番します。
年始最初の告示が、渋谷区告示第1号になります。
告示番号の数字は、現在は全て算用数字としています。
渋谷区では、令和2(2020)年度から告示を縦書きから横書きに変更し、それに伴い、数字の表記を原則として漢数字から算用数字に変更しました。
ご質問のケースは、令和2年4月1日以降の告示文と令和2年3月31日以前の告示文を比較したため、数字表記の差異が生じているものと思われます。
【問合せ先】
総務部 文書課 文書係
近隣情報
「JR 渋谷駅」近くの「明治通り」沿いにある 34 階建て 複合ビル
渋谷区渋谷2-21-1