基本情報
説明文
「渋谷パルコ パート 2」は、「勤労福祉会館前交差点」北西角にあった 7 階建て ファッションビルです。
2007 年に営業を一時休止し、そのまま一度も営業再開することなく閉店しました。
「渋谷パルコ パート 2」があった場所は、現在は、9 階建て の商業施設「ヒューリック渋谷公園通りビル」になっています。
1 階 から 3 階 までには、「ストライプインターナショナルによる『アパレルとホテルが融合した新業態のブランド KOE』の旗艦店」もあります。
所在地
渋谷区宇田川町3-7 仁愛ビル
営業時間
10:00~ 21:00
英語表記
SHIBUYA PARCO PART 2
パルコ賃借部分
地上 6 階
地下 1 階
テナント数
12 店舗( 2007 年 8 月 24 日時点)
営業面積
876 坪( 2,896 m²)
売上高
1,215 百万円( 2006 年度)
開館日
1975 年 12 月 5 日
建物規模
地上 7 階
地下 1 階
延床面積
1,567 坪( 5,180 m²)
竣工年月日
1975 年 12 月 5 日
営業一時休止
「株式会社パルコ」は、 2007 年(平成 19 年) 12 月 31 日(月)に、「渋谷パルコ パート 2」の営業を一時休止しました
渋谷パルコ・パート2は耐震対応に伴い12月31日をもって営業を一時休止いたしました。
「営業一時休止直前のフロア構成」と「出店テナントのその後」について
6 階
スクール&フィットネス
・「ABCクッキングスタジオ」は、「渋谷パルコ パート 3」の 7 階 へ移転しました。
・「ボディーズ」も、「渋谷パルコ パート 3」の 7 階 へ移転しました。
5 階
リラクゼーション&ツアーカウンター
・「H.I.S.」は、「渋谷パルコ・ゼロゲート」の 3 階 へ移転しました。
・「リラックスボディ」は、退店しました。
・「ヴイバランス」も、退店しました。
2 階 ~ 4 階
・「フランフランデザインフォーライフ」は、退店しました。
1 階
・「ディーゼル」は、「渋谷パルコ パート 1」の 1 階 へ移転しました。
・「リーバイスストア」は、退店しました。
・「TOGA」も、退店しました。
地下 1 階
・「dual」は、「渋谷パルコ パート 3」の 3 階 へ移転しました。
・「McQ」は、退店しました。
・「PAM」も、退店しました。
・「ヴットベルリン」も、退店しました。
「渋谷パルコ パート 2」があった場所は、現在どうなっているの?
「株式会社パルコ」は、営業一時休止していた「渋谷パルコ パート 2」を、再開することなく閉店しました。
「渋谷パルコ パート 2」がテナントとして入居していた「仁愛ビル」も、解体されました。
跡地には、「ヒューリック株式会社」が、9階建て の商業施設「ヒューリック渋谷公園通りビル」を建築しました。「ヒューリック渋谷公園通りビル」の 1 階 ~ 3 階には、「ストライプインターナショナルによる『アパレルとホテルが融合した新業態のブランド KOE』の旗艦店」が入居しています。
年表
1975 年(昭和 50 年) 12 月 5 日
「医療法人仁愛会」は、「仁愛ビル」を竣工しました。※地上 7 階、地下 1 階
「株式会社パルコ」は、竣工時より「仁愛ビル」の地下 1 階から 6 階までを賃借し、「渋谷パルコ パート 2」として営業開始しました。
2003 年 8 月
「株式会社パルコ」は、「仁愛ビル」の耐震診断及び補強工事を実施する方針を決定しました。
※「仁愛ビル」は、1981 年の建築基準法(新耐震設計法)の改正以前に建築され、竣工から 30 年近く経過していたため
2004 年 6 月
「株式会社パルコ」は、ビルオーナーである「医療法人仁愛会」と協力して、建物の設計・施工業者である「大成建設株式会社」へ耐震診断を依頼しました。
2004 年 10 月
「大成建設株式会社」は、「『仁愛ビル』は、旧耐震基準に準拠したいわゆる『既存不適格』」との耐震診断結果を出しました。
「大成建設株式会社」は、「仁愛ビル」の安全性を確保するための耐震補強工事を実施するよう、「株式会社パルコ」へ提案しました。
「株式会社パルコ」は、この結果を、ビルオーナーである「医療法人仁愛会」へ伝えました。
2006 年 3 月
「株式会社パルコ」は、工事見積書をビルオーナーである「医療法人仁愛会」へ提出し、工事の実施を依頼しました。
2007 年(平成 19 年) 3 月
「株式会社パルコ」は、大規模な店舗改装を実施しました。フランフラン(インテリア・雑貨、2 階 ~ 4 階)や地下 1 階フロアを全面リニューアルオープンしました。
2007 年(平成 19 年) 5 月 15 日
「株式会社パルコ」は、「渋谷パルコ パート 2」の耐震対応に関する発表を行いました。
渋谷パルコ・パート2の耐震対応について
1.経緯
昨年暮れに、ビルオーナー様から、本建物のコンクリート圧縮強度が設計基準強度に比べ著しく低く、施工不良の疑いがあるため、建て替えを前提とする抜本的な対策をとることの協議を行いたいとの申入れがあり、さらに本年 1 月には、本建物は「既存不適格」ではなく「建築基準法違反の建物である疑い」があるとのご指摘がありました。
2.当社の考え方とこれまでの対応
ビルオーナー様に対しては、建築基準法違反の根拠説明を求めるとともに、当社独自にて信頼できる第三者機関にコンクリート強度を含めた耐震診断を実施することの許可をお願いしましたところ、ビルオーナー様からは、予備調査を実施した上で、共同して耐震診断等の本調査を実施したいとの申入れがあり、その方向で調査を継続しつつ耐震診断等を依頼する第三者機関の選定などに向け協議を続けているところです。
3.今後の対応について
今後につきましては、第三者機関による客観的な診断結果を踏まえ、お客様及びテナント様の安全を第一に、耐震補強工事等の実施について協力してまいります。
また、緊急対応の必要があれば、営業中止等について速やかに決定し、情報開示を行ってまいります。
2007 年(平成 19 年) 8 月 24 日
「株式会社パルコ」は、「渋谷パルコ パート 2」の営業一時休止を発表しました。
渋谷パルコ・パート2の耐震対応に伴う営業の一時休止に関するお知らせ
当社は、渋谷パルコ・パート2につきまして、下記の通り営業の一時休止を決定いたしましたのでお知らせいたします。
渋谷パルコ・パート2の耐震対応について
当社は、1975年12月の竣工時より仁愛ビルの地下1階から6階までを賃借し、渋谷パルコ・パート2として営業を行っております。
本建物については、1981年の建築基準法(新耐震設計法)の改正以前に建築され、竣工から30年近く経過していたことから、店舗運営の安全性を確認するため、ビルオーナーと協力して耐震診断をいたしました。その後当社は、その結果に基づき耐震補強工事の実施をビルオーナーに依頼してまいりましたが、現状のところ耐震補強工事の速やかな実施の目処が立っておりません。
このような状況を踏まえ、当社といたしましては、お客様やテナント従業員の皆様の安全を第一に考え、今後、順次出店テナントには渋谷パルコの他ビル等へ移転していただいた上で、本年末を目途に渋谷パルコ・パート2の営業を一時休止する事といたしました。
営業再開につきましては、今後のコンクリート強度調査結果、耐震診断結果及びこれらをふまえた耐震補強工事等により安全性を確保できた段階で検討してまいります。
2007 年(平成 19 年) 12 月 31 日(月)
「株式会社パルコ」は、「渋谷パルコ パート 2」の営業を一時休止しました。
2008年1月1日
株式会社パルコ
渋谷パルコ・パート2の営業一時休止について
当社は、2007年8月24日付けで耐震対応に伴う営業の一時休止を発表しておりました渋谷パルコ・パート2につきまして、2007年12月31日(月)をもちまして営業を一時休止いたしましたのでお知らせいたします。
渋谷パルコ・パート2の出店テナントの移転先等につきましては、下記のとおりです。
お客様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
なお、営業再開につきましては今後のコンクリート強度調査結果、耐震診断結果及びこれらをふまえた耐震補強工事等により安全性を確保できた段階で検討してまいります。
※営業一時休止していた「渋谷パルコ パート 2」は、その後、再開されることなく閉店しました。「渋谷パルコ パート 2」がテナントとして入居していた「仁愛ビル」も、解体されました。
2013 年
「渋谷パルコ パート 2」がテナントとして入居していた「仁愛ビル」跡地は、更地となっています。
2014 年 5 月 16 日(金)
「キリンビール株式会社」は、「キリン一番搾り生ビール」のこだわりの製法や独自のブランド価値を体感できる場として、「一番搾り」ブランドのコンセプトショップ「キリン一番搾りガーデン Brewery Experience(ブルワリー エクスペリエンス) 東京」を、「渋谷PARCO part2」がテナントとして入居していた「仁愛ビル」跡地(宇田川町3-7)に、期間限定オープンしました。
2017 年 12 月
「ヒューリック株式会社」は、「渋谷パルコ パート 2」がテナントとして入居していた「仁愛ビル」跡地に、9階建て の商業施設「ヒューリック渋谷公園通りビル」(宇田川町3-7)を竣工しました。
2018 年 2 月 9 日(金)
「株式会社ストライプインターナショナル」は、「ヒューリック渋谷公園通りビル」1F ~ 3F に、各界で活躍する多彩なプロデューサーを起用したグローバル旗艦店「hotel koé」をオープンしました。
関連情報
「勤労福祉会館前交差点」南東角の「渋谷 パルコ・ヒューリックビル」にある次世代型商業施設
渋谷区宇田川町15-1
「井ノ頭通り」と「スペイン坂」が接続する地点の北東角にある 4 階建て ファッションビル
渋谷区宇田川町16-9
「公園通り」と「ペンギン通り」が交差する角にあった 9 階建て ファッションビル
渋谷区宇田川町15-1
ペンギン通り(愛山通り)にあった 8 階建て ファッションビル
渋谷区宇田川町14-5