基本情報
説明文
「渋谷駅南口北側自由通路」は、「山手線」上空に新築される「『JR 渋谷駅の新改札口』を備えた『(仮称)渋谷駅南口橋上駅舎』」と「渋谷ストリーム」と「『SHIBUYA サイド』にある『SHIBUYA タワー』」を「山手線」と「区道」の上空で結ぶ、2026 年完成予定の(跨線+跨道)人道橋です。
2023 年 12 月 1 日から暫定供用開始され、通行できるようになりました。
また、2024 年 7 月 21 日(日)から使用開始される渋谷駅新南改札への通路になります。
紹介文
JR線を3Fレベルで横断する跨線橋として自由通路を整備し、自由通路西側で渋谷サクラステージに、東側で渋谷ストリームに接続します。また、この自由通路に接続する自由通路北側では新設される(仮称)渋谷駅南口橋上駅舎(令和8年度竣工予定)に接続する予定です。
接続先
渋谷サクラステージ 3 階 ⇔ 渋谷ストリーム 3 階
通行可能時間
5 時 30 分 から 23 時 30 分まで
暫定供用開始年月日
2023 年 12 月 1 日
工期
2019 年 7 月 ~ 2026 年度(令和 8 年度)末
「渋谷駅南口北側自由通路」への行き方
「渋谷駅南口北側自由通路」へ東側から行くためには、「渋谷ストリーム 3 階」から向かいます。
「渋谷駅南口北側自由通路」へ西側から行くためには、「『Shibuya Sakura Stage』にある『SHIBUYA タワー』 3 階」から向かいます。
「渋谷駅南口北側自由通路」に関するニュースリリース配信履歴
配信年月日 | ニュースリリースタイトル | 配信者名 |
2022 年 4 月 25 日 | 第 56 回 渋谷駅周辺地域の整備に関する調整協議会 | 渋谷区 まちづくり推進部 渋谷駅中心五街区課基盤整備係 |
2022 年 10 月 3 日 | 渋谷駅南口北側自由通路整備事業 | 渋谷区 まちづくり推進部 渋谷駅中心五街区課 |
2023 年 2 月 9 日 | 渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業の施設名称が「Shibuya Sakura Stage」に決定 | 渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合、東急不動産株式会社 |
2023 年 10 月 2 日 | 第 1 回渋谷駅桜丘口再開発(渋谷サクラステージ)開業に伴う交通環境説明会 | 渋谷区 まちづくり推進部渋谷駅中心五街区課、土木部企画管理課、交通政策課 |
2023 年 10 月 25 日 | 第 2 回渋谷駅桜丘口再開発(渋谷サクラステージ)開業に伴う交通環境説明会 | 渋谷区 まちづくり推進部渋谷駅中心五街区課、土木部企画管理課、交通政策課 |
2023 年 11 月 17 日 | JR渋谷駅南側に、JR線を横断する歩行者通路が開通します | 渋谷区 |
2024 年 4 月 23 日 | 渋谷駅新駅舎の一部使用開始及び新南改札の移転について | 東日本旅客鉄道株式会社、首都圏本部、東京建設プロジェクトマネジメントオフィス、電気システムインテグレーションオフィス |
年表
2023 年 11 月 17 日
渋谷区は、JR渋谷駅南側に、JR線を横断する歩行者通路が開通することを発表しました。
JR渋谷駅南側に、JR線を横断する歩行者通路が開通します
渋谷区桜丘町にて再開発が行われてきた「渋谷サクラステージ」が、令和5年11月30日に竣工、順次開業いたします。 これに伴い、「渋谷サクラステージ」と接続する渋谷駅南口北側自由通路と南通路についても、令和5年12月1日から通行できるようになります。 各通路を横断することで、「渋谷サクラステージ」桜丘町方面と「渋谷ストリーム」渋谷三丁目方面がJR線上空で行き来できるようになります。 なお、渋谷駅南口北側自由通路の竣工は令和8年度末を予定しており、令和5年12月1日時点では暫定供用となります。
(仮称)渋谷駅南口北側自由通路 (暫定供用)
接続先
渋谷サクラステージ⇔渋谷ストリーム
開放日時
令和5年12月1日10時頃から
通行可能時間
5時30分から23時30分
(注)令和5年12月1日のみ、10時頃より順次通行いただけます。
(注)竣工は令和8年度末予定、令和5年12月1日時点では暫定供用となります 。
南通路 (渋谷駅南跨線人道橋)
接続先
渋谷サクラステージ⇔渋谷三丁目方面(ホテルメッツ)
開放日時
令和5年12月1日5時30分頃から
通行可能時間
5時30分から24時30分
2023 年 12 月 1 日
JR渋谷駅南側に、JR線を横断する歩行者通路「(仮称)渋谷駅南口北側自由通路」が開通しました。
※この時点では暫定供用開始です。
2026 年度(令和 8 年度)末
竣工予定
感想
2022 年 8 月 2 日時点
「JR渋谷駅の新改札口」と「SHIBUYA サイド」を結ぶ(仮称)北自由通路
「渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合」と「東急不動産株式会社」が 2023 年 2 月 9 日に発表したニュースリリース「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業の施設名称が『Shibuya Sakura Stage』に決定」では、この橋のことを、「『JR 渋谷駅の新改札口』と『SHIBUYA サイド』を結ぶ(仮称)北自由通路」と紹介しています。
私は「渋谷駅南口北側自由通路」のことを「渋谷ストリーム」と「工事中の桜丘口地区」を「山手線」上空で結ぶ跨線人道橋だと思っていたのですが、実際には、「山手線」上空に新築される「『JR 渋谷駅の新改札口』を備えた『(仮称)渋谷駅南口橋上駅舎』」と「渋谷ストリーム」と「『SHIBUYA サイド』にある『SHIBUYA タワー』」を結ぶ橋となるようです。
2023 年 12 月 1 日時点
到着するまで
この日の開通を、非常に楽しみにしていました。
昨日からどこから訪れようか考えていましたが、最終的にはいつも通り、線路線形を踏襲した半外部の貫通通路「ストリーム・ライン」を訪れ、そこから「渋谷駅南口北側自由通路」を眺めることに決めました。
暫定供用開始ということもあり、「ストリーム・ライン」から見える景色にはこれまでと大きな変化はありませんでしたが、それでも周囲が少し明るくなったような気がしました。
これもまた記念すべき瞬間だと思いながら、撮影を終えました。
次に
次に、高まる気持ちを抑えながら、「渋谷ストリーム」 2 階にある「バインミースター シブヤ」の奥に向かいました。
しかし、予想に反して入り口はこれまで通り完全に閉まっており、辺りには人気もありませんでした。
「あれ? 今日だよね。開通日。12 月 1 日だよね」と思いながら、エスカレーターで「渋谷ストリーム」の 3 階に上がりました。
しかし、エスカレーターから見える景色は、シャッターが降りたままで、これまでと同じでした。
不思議に思いながらエスカレーターを上り切ると、右側に今まで見たことがない入り口が開いていました。
私は思わず「おお」と感嘆の声を上げました。
そして、「渋谷ストリーム 3 階」の休憩スペースにあったソファたちが大移動していることにも気がつきました。
これはこれから人の流れが完全に変わる証だな、と心の中で思いました。
(大げさな言い方をすれば)これまで知る人ぞ知る穴場スポットだった「渋谷ストリーム 3 階」の静かな雰囲気の休憩スペースは、もはや永遠に失われてしまったのです……。
最初に
最初に、いつも通り右側(エレベーター前)から「渋谷駅南口北側自由通路」の撮影を開始しました。
目の前には、青色の表面保護フィルムで覆われた「渋谷駅南口北側自由通路」の階段が見えました。
予想に反して、この階段はまだ使用不可のようでした。
それから
それから、生憎の曇り空でしたが、最高のテンションで動画を撮影しながら、まだ工事中の橋を渡りました。
工事中の「JR 渋谷駅の新改札口」が覗けるかもしれないと期待していましたが、実際に訪れてみると、まだ全くそんな段階ではありませんでした。
「(仮称)渋谷駅南口橋上駅舎」は、鉄筋丸出しの、まだまだ大工事中の段階でした。
竣工予定が 2026 年なので、これから先も工事が続くことでしょう。
跨道+跨線橋なので
跨道+跨線橋なので、結構長い距離を歩くのかなと思っていましたが、実際に歩いてみるとあっという間に「Shibuya Sakura Stage」の「SHIBUYAサイド」に到達しました。
渋谷駅再開発に伴い誕生する 4 つの自由通路(跨線人道橋)
比較一覧表
左から順番に、北側→南側です。
渋谷駅街区北側自由通路 | 渋谷駅街区東口 2 階デッキ | 渋谷駅南口北側自由通路 | 渋谷駅南通路 |
利用開始年月日: 2012 年 4 月 15 日 | 工期:2019 年 7 月~ 2026 年度(令和 8 年度)末 | 工期:2020 年 10 月 ~ 2023 年 11 月 |
関連情報
「渋谷三丁目方面(JR東日本ホテルメッツ 渋谷)」と「渋谷サクラステージ」を「山手線」上空で結ぶ、2023 年 11 月 30 日に完成する跨線人道橋
2023 年 12 月 1 日 ~
2012 年 4 月 15 日 ~